生命の輝く教育を目指して
医療的ケアの課題に取り組んで、見えてきたこと
著者名 | 飯野順子/医療と教育研究会 編著 | |
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ISBNコード | ISBN4-921124-61-2 C3037 | |
判型/頁 | A5判/224頁 | |
発売日 | 2006年8月発売 | |
定価 |
- 医療と教育研究会が10年間の教育実践を記念して発刊。特別支援教育関係教職員はもちろん、学校医、指導医、看護師等の医療関係者、障害者通所施設職員、教育・福祉行政関係者、ぜひお読みいただきたい内容です。「伝えたいことを伝えている本」「書き残したいことを書き得た本」になりました!!
- ご案内
- 医療的ケアの課題も、新たなステージの実践が始まり、次のステージを目指す時となりました。マラソンで言えば、折り返し地点でしょうか。
- 「毎日、学校に行きたい!」「いつまで、待機をすれば・・・」「責任は、一体誰が?」などの声に十分応えるには、まだまだ、時が必要です。一方、そのように訴えながらも、卒業していった方々も多くいます。そういう意味では、医療的ケアの課題の歴史的推移の中には、「無名の碑」が築かれていると思っています。また、歴史が動いた背景には、関係する多くの方々のパワーとサポート、実践の積み重ねとそれを受け止めてくださった数々の英断があります。
- これらのことを通して、教えられたことは、「私たちは、今、歴史の道のどこに立っているか」というスタンド・ポイントを認識して、今後を見通しつつ、今を充実させることです。特別支援教育の歴史的な転換期にある今、同様な認識が求められていると思っています。
- 「発刊に当たって」より抜粋
- 目次
- プロローグ 障害の重い子どもをかけがえのない存在として
- 「いのちの授業」を通して子どもたちに伝えたかったこと
- 宮城県拓桃医療教育センター小児科主任医長 田中総一郎
- 第1章 道を拓く・ケアを拓く
- 医療と教育の連携 〜肢体不自由教育における歴史的経緯〜
- 医療と教育研究会会長 村田 茂
- 医療的ケアの課題 その社会的背景と広がり
- 東京都立府中養護学校教諭 下川和洋
- 学校における医療的ケアとは・・・その1 〜看護師との協働のあり方を、ケア・マインドで〜
- 医療と教育研究会事務局代表 飯野順子
- 学校における医療的ケアとは・・・その2 〜法的感覚を磨き、リーガルマインドで〜
- 医療と教育研究会事務局代表 飯野順子
- 医療的ケアの研修とその意義
- 東京都立八王子東養護学校教諭 白鳥芳子
- 第2章 医療的ケアの教育的意義
- 医療的ケアが必要な子どもに寄り添って
- 新宿区立新宿養護学校教諭 阿部晴美
- 心の言葉を受け止めて
- 東京都立大泉養護学校教諭 吉田光伸
- 「医療的ケア」から「コミュニケーション支援」へ
- 東京都立町田養護学校教諭 大石恒子
- 授業記録の中に、吸引の記録を記入してみた
- 東京都立町田養護学校教諭 豊島隆久
- みんなが輝いて楽しく学べる学校を
- 東京都立府中養護学校教諭 吉田礼子
- 第3章 多様な視点で、広く・深くそして的確に
- <医師の立場から>
「指導医」の方々への厚い謝意を込めて - 医療と教育研究会事務局代表 飯野順子
- 指導医として 〜「誰のための医療的ケアか、何のために行うのか」を基盤にして〜
- 東京都立東大和療育センター小児科医長 曽根 翠
- アイデンティティの確立の視点で
- 東京小児療育病院院長補佐 舟橋満寿子
- <看護師の立場から>
学校での医療的ケアを通して 「看護師と教員のより良い連携と協働とは」を考える - 東京都立八王子東養護学校看護師 齋藤秀子
- 前 東京都立八王子東養護学校教諭 藤原真由美
- 養護学校における看護師の役割 〜モデル事業から今日までを振り返る〜
- 東京都立あきる野学園養護学校看護師 菅野秋江
- <養護教諭の立場から>
医療的ケア必要児への援助と担任・養護教諭・看護師の協働を考える 〜養護学校・大学院での経験を通じての思い〜 - 神戸市立霞ヶ丘小学校養護教諭 丸山有希
- 第4章 子どもたちの生命が輝くために、保護者の思い
- 先生の吸引が子どもに与えてくれた「生きる力」
- 保護者(重い障がいがある子の卒後を考える会「きらり」) 小林保子
- 学校が生きる力をひきだす
- 保護者(大阪府立藤井寺養護学校) 高橋和恵
- 第5章 地域生活のQOLを目指して
- 障害のある子と家族の在宅支援 〜ほっと一息のお手伝い〜
- NPO法人レスパイト・ケアサービス萌代表理事 田中千鶴子
- こあらくらぶの取り組み
- こあらくらぶ代表 三木英子
- 重度障害者の地域生活支援を支えるための医療的ケア 〜通所施設での取り組み〜
- 杉並区立なのはな生活園主査 直井 誠
- 第6章 生命の輝く教育を目指して
- 東京の肢体不自由養護学校における救急体制整備事業の実際
- 元 東京都立小平養護学校教諭 桝幸英俊
- エピローグ 障害の重い子どもをかけがえのない存在として
- 「ハッピーバースディ、生まれてきて良かったね」と言えるために、支援の輪を
- 医療と教育研究会事務局代表 飯野順子
新刊書籍
Information
- 【イベント】
- キャリア発達支援研究会
お問合せが続いているので申し込み期限を延長します。検討中のみなさんお急ぎください!
(ただし、16日以降は若干の制限があることをご了承くださいませ) - 【TV放送】
- 『はるの空』の著者、聴覚障害者の春日晴樹さんとその家族が 10/26(土)21時30分〜Eテレ「阿佐ヶ谷アパートメント」 に出演します。
- 【イベント】
- 春日晴樹さんが9/ 21(土)にHTB北海道テレビのイベントでトークショー。『はるの空』も販売。
- 【TV放送】
- はるの空 聞こえなくても、できるんだよ『はるの空』の著者、春日晴樹さんのドキュメンタリー(日本テレビ9月1日(日)24:55〜ほか)。
- 【イベント】
- 日本育療学会第28回学術集会2024.8/10(土)開催
- 【イベント】
- キャリア発達支援研究会 12回年次大会(青森)2024.11/30・12/1(土日)開催
- 【イベント】
- 第49回 淑徳大学 発達臨床研修セミナー2024.8/3・4日(土日)開催
- 【TV放送】(YouTubeも配信)
- テレメンタリー2024「世界一きれいな言葉」全国放送!
『はるの空』の著者、春日晴樹さんのドキュメントです。「手話」のこと理解できます。
テレビ朝日2/3(土)午前4:50~、朝日放送テレビ2/4(日)午前4:50~、北海道テレビ放送2/4(日)午前10:30~ - 【イベント】
- 第48回 淑徳大学 発達臨床研修セミナーが2023年8月5・6日(土・日)に開催されます。
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肢体不自由教育2023年259号
『発達に遅れがある子どものためのお金の学習』
『特別支援教育における学校・教員と専門家の連携』
『かゆいところに手が届く重度重複障害児教育』
書評が掲載されました。 - 『発達に遅れがある子どものためのお金の学習』
『特別支援教育における学校・教員と専門家の連携』
『かゆいところに手が届く重度重複障害児教育』 -
週刊教育資料 第1691号2023年2月20日号
『発達障害・知的障害のある子どものSNS利用ガイド』の書評が掲載されました。 - 『発達障害・知的障害のある子どものSNS利用ガイド』
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点字毎日新聞 第1251号
『視覚障害のためのインクルーシブアート学習』の記事が掲載されました。 - 『視覚障害のためのインクルーシブアート学習』
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肢体不自由教育2023年258号
『障害の重い子供のための 各教科の授業づくり』書評が掲載されました。 - 『障害の重い子供のための 各教科の授業づくり』
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週間教育資料2023年1月16日 No.1687
『大人の発達障害 「自分を知ること」「人に伝えること」』書評が掲載されました。 - 『大人の発達障害 「自分を知ること」「人に伝えること」』
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理科教室2月号 vol.818
(2023年02月01日発行)
『中学・高校物理の学びに役立つ実験集』盲学校の物理実験の工夫と生徒を育む授業として記事が掲載されました。 - 『中学・高校物理の学びに役立つ実験集』
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月刊人材ビジネス vol.438 (発売日2023年01月01日) 『労使関係法の理論と実務』
人材ビジネス関係者にお勧めの一冊として記事が掲載されました。 - 『労使関係法の理論と実務』
- 北羽新報 2022.9.13
山口新聞 2022.9.19
『はるの空』春日さん夫婦の民泊運営についての記事が掲載されました。 - 『はるの空』
- 肢体不自由教育2022.257号
『障害の重い子どもの授業づくり 最終章』 の書評が掲載されました。 - 『障害の重い子どもの授業づくり 最終章』
- 肢体不自由教育2022.256号
『自立活動ハンドブック第1巻〜第3巻』『障害のある子供の教育支援の手引』 の書評が掲載されました。 - 『自立活動ハンドブック第1巻』
『障害のある子供の教育支援の手引』 - 肢体不自由教育2022.255号
『インクルーシブ教育システムを進める10の実践』 『知的障害教育における「学びをつなぐ」キャリアデザイン』 の書評が掲載されました。 - 『インクルーシブ教育システムを進める10の実践』
『知的障害教育における「学びをつなぐ」キャリアデザイン』 - NHK総合(全国放送)「空知くん 3歳 〜空知の声は聞こえなくても〜」
本放送 4月1日(金) 午後7時30分-
再放送 4月2日(土) 午前10時55分-
『はるの空』の春日さんの家族を追ったドキュメント番組が放送されます。聴覚に障害のある両親と3歳の息子空知くんの成長記録です。 - 『はるの空』
- 特別支援教育研究2022年4月号『キャリア発達支援研究8 いま、対話でつなぐ願いと学び』の 書評が掲載されました。
- 『キャリア発達支援研究8 いま、対話でつなぐ願いと学び』
- 実践みんなの特別支援教育2022年4月号 『知的障害教育における「学びをつなぐ」キャリアデザイン』の 書評が掲載されました。
- 『知的障害教育における「学びをつなぐ」キャリアデザイン』
- 肢体不自由教育2022.254号 『インクルーシブ教育システム時代の就学相談・転学相談』の書評が掲載されました。
- 『インクルーシブ教育システム時代の就学相談・転学相談』
- 上毛新聞文化欄 2022.3.1
『視覚障害のためのインクルーシブアート学習』の記事が掲載されました。 - 『視覚障害のためのインクルーシブアート学習』
- あとはとき第13号『視覚障害教育入門Q&A 新訂版』 の書評が掲載されました。
- 『新訂版 視覚障害教育入門Q&A』
- 琉球新報2022.3.3
『はるの空』春日さんの講演についての記事が掲載されました。 - 『はるの空』
- 特別支援教育研究NO.775
(令和4年3月発行) 図書紹介 - 『知的障害教育の「教科別の指導」と「合わせた指導」』
- NHK総合(全国放送)「空知くん3歳―心と心で会話する親子―」 11月24日(水)の放送で『はるの空』の春日さん親子が放映されました。
- 『はるの空』
- 肢体不自由教育252号
(令和3年11月発行) 図書紹介 - 『みんなにやさしい授業の実践』
- 特別支援教育研究10月号
(東洋館出版社)図書紹介 - 重度・重複障害児の学習とは?
- 特別支援教育研究10月号
(東洋館出版社)図書紹介 - これ一冊でわかる「教育相談」
- 北日本新聞 9/5 記事
- はるの空
- 特別支援教育研究9月号
(東洋館出版社) - 『今日からできる! 小学校の交流及び共同学習』
- 特別支援教育研究9月号
(東洋館出版社) - 『教材知恵袋 自立活動編』
- 埼玉新聞2021.8.6
- 『私たちが命を守るためにしたこと』の記事が掲載されました。
- TBSラジオ「人権TODAY」(土曜日8時20分〜)、7月3日の放送で、
- 『私たちが命を守るためにしたこと』の本が取り上げまれます。
- 肢体不自由教育250号
(日本肢体不自由児協会) - 文字・文章の読み書き指導
- 4/13号 あさひかわ新聞 記事
- はるの空
- 4/6 北海道新聞 記事
- はるの空
- 3/13 美瑛新聞 記事
- はるの空
- 実践みんなの特別支援教育4月号(学研教育みらい)
図書紹介 - 特別なニーズ教育の基礎と方法
- 肢体不自由教育249号
図書紹介 - 授業力向上シリーズNo.8 遠隔教育・オンライン学習の実践と工夫
- 特別支援教育研究3月号
(東洋館出版社)763号
図書紹介 - キャリア発達支援研究7 思いと向き合い可能性を紡ぐキャリア教育
- 実践障害児教育2021年2月号
(学研教育みらい) - カリキュラム・マネジメントで子どもが変わる!学校が変わる!
- 肢体不自由教育248号
(日本肢体不自由児協会) - 特別支援教育のカリキュラム・マネジメント
- 肢体不自由教育247号
(日本肢体不自由児協会) - 子ども主体の子どもが輝く授業づくり3
- 10/8産経新聞 記事
- 社会参加をみすえた自己理解
- 10/6大阪日日新聞 記事
- 社会参加をみすえた自己理解
- 肢体不自由教育246号
(日本肢体不自由児協会) - 特別支援教育のステップアップ指導方法100
- 肢体不自由教育246号
(日本肢体不自由児協会) - 「自立活動の指導」のデザインと展開
- 教育家庭新聞8/3号
- 特別支援教育の基礎・基本 2020
- 実践障害児教育8月号
(学研教育みらい) - 今日からできる! 発達障害通級指導教室
- 実践障害児教育7月号
(学研教育みらい) - 知的・発達障害のある子のプログラミング教育実践
- 特別支援教育研究6月号
(東洋館出版社) 図書紹介 - 「自立活動の指導」のデザインと展開
- 肢体不自由教育245号
(日本肢体不自由児協会) - 適切行動支援 PBSスタディパック
- 特別支援教育研究3月号(東洋館出版社) 図書紹介
- キャリア発達支援研究 6
- トーハン週報`20 2/3号
- スマホに振り回される子 スマホを使いこなす子
- 西日本新聞 熊本県版朝刊
- 思春期の子どものこころがわかる25のQ&A
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